1955-12-06 第23回国会 衆議院 文教委員会 第3号
いやしくも重点を置くべき方針、重点を置かなければならない問題こそ政党は方針として掲げるのであつて、校舎の問題が今日非常にやかましく大きく取り上げられておる限りは、これは当然であるから掲げなかつたのだということはいささか詭弁ではなかろうかと思うのであります。たとえばあなたが教育方針としてあげられた給食の問題、育英事業の問題、当然じやありませんか。育英事業なんか当然なんだ。
いやしくも重点を置くべき方針、重点を置かなければならない問題こそ政党は方針として掲げるのであつて、校舎の問題が今日非常にやかましく大きく取り上げられておる限りは、これは当然であるから掲げなかつたのだということはいささか詭弁ではなかろうかと思うのであります。たとえばあなたが教育方針としてあげられた給食の問題、育英事業の問題、当然じやありませんか。育英事業なんか当然なんだ。
最近この未解除の施設が病院施設から米軍海兵隊施設に転換され、その施設の入口横に大学構内への入口が仮設されている状況であり、学生、職員は運動場を通つて校舎に入ることになつております。又、本館玄関前に未返還区域が出張つており、校地の三万は金網に囲まれて接収施設と接しており、甚だ感じが悪い状況であります。
従つて財政に国が措置をいたしましても、地方が三月末までにその措置によつて校舎を増築するということが見きわめられなければ、せつかくの財源措置が意味がないということになると思う。地方の状況を考えてみますと、大体地方の議会等においてはこれらの予算を計上する時期は十二月の都道府県議会であろうと思います。
六・三制実施に伴つて、校舎の雄筆の補助をするということは、これはあるいは間違つていれば直してもらいますが、中学校の問題であると私は承知しております。そのほかに、戦争中その他いろいろな事情によりまして、いわゆる二部制といいますか、正規でない授業が行われておる。
そういう経費が東京なり大阪に渡つて、校舎が早く建てられて、二部教授などという不自由なことは早く解消することを非常に希望するのでありますが、私どもがそういうりくつを財政当局に持つて行くとやられてしまう。一応これは教員の給与の経費ということに考えております。私どもはどうしてもこれら富裕県には渡さないという線を維持する立場でもなければ何でもありません。
教育と全く反対な競輪の利益で以て校舎が増築されたり、それに類似するところのものによつて校舎を造らなければならないという痛ましい予算を国民は悲しみます。義務教育は憲法で定められたところのものであつて、従つて義務教育は国家が財政上の責任を負わなければならないことは当然なことだろうと思います。
○政府委員(小林行雄君) 大学当局或いは公立学校当局の責任に帰すべき原因によつて失火した、それによつて校舎を消失した或いは設備を消失したというような場合におきましては、現在の予算の状況からいたしまして、なかなかこれに対して予算を獲得するということが実は困難な事情でございます。
○荒木正三郎君 今のお話ですと、或いは戦災、或いは震災とか、風水害、そういうものによつて校舎が破損を受けて、損壊を受けたという場合に、地方財政法第五条によつて二分の一を負担する、こういうふうに決定になつておるのですか。
附属にお子さんをお持ちのかたがたのみならず、附属が如何にPTAその他の援助によつて校舎の建設から或いは校具、設備、或いは又一般の経費、そういうものまで仰いでともかくも国家の要求する使命は果して行こうじやないかというのでありて、苦しい中から非常に骨を折つているということをとくと御了察頂きたい、こう思うのであります。
○小林(信)委員 私はその認証外をどういうふうに取扱うかということをお伺いしておるのではなくて、地方の実態というものは、〇・七坪というふうなものは、ほんとうに建築したものの一部分であつて、地方はどうかして満足な教育をしたいために、実際においては認証外を相当やつて、校舎の建築というものをやつておる。
再びここで第二段階に入つて、校舎の整備あるいは運動場の整備ということに、各地方ともかかると思うのですが、この際土地問題につきまして、何とか御配慮ができるかどうか。これはやはり地代において考慮しなければならないものかどうか、お伺いしたい。
この問題は、実施以来、これに伴つて校舎の建築その他の施設に伴う地方財政の関係等からいたしまして、おそらく大臣も御承知でありましようが、六・三制のために市町村長が窮地に追い込まれて辞任せざるを得ないという事態がかつては至るところに起つたということも御承知の通りであります。それほどこの六・三制の問題は地方的には重大な波紋を投げかけた問題であるのであります。
先程大蔵大臣も大学の問題を申しましたが、私も一、二の例を申し上げたいのですが、現実に新制大学が六十いくつ作られて、各府県において或る県は二億円、或る県は五千万円県内において寄付金を出せ、県費ではいくら、市町村団体はいくら、個人の割当はいくら、それによつて校舎その他の設置費に充てる、こういうことを前提としてこの大学設置が認可せられて、地方においてこの財政的なやり繰りに非常に困つている。
日本の産業が戦時体制に向つて再編成されておるということも、しばしばこの壇上から指摘された通りであり、しかも労働政策において公務員の団結権、業権を奪い、公共企業体労働関係法によつて校舎従業員のそれを奪い、さらに労働法を悪用し、淡労のゼネストすら強制調停にかけるというような方法により、今労働階級の一切の民主的権利を奪い去ろうとしておる。
と申しまするのは、すでに、六・三制の完全実施を見越しまして、多大の犠牲を拂つて校舎の復旧新築を断行した府県が多くあることは御承知の通りでございまするが、予算の配分がないために非常に経済的苦境に陥つている実例が少くないのであります。一方におきましては、積極的な建築を怠つていた府県が却つて比較的豊富な配分を受けているという奇現象がございます。
本年度は補正予算に十五億円を盛られておるのでございますが、すでに町村におきましては、特に東北のごとく雪の早く降つて来る地方では、もう文部省の予算的措置を持つことができないで、市町村の財政なり、あるいは一般寄附金によつて、校舎の建築にとりかかり、また完了した所も少なくないのであります。
現実に六・三制の不完全によつて校舎建築の不完全実施によつて内容がどうなつておるか、それを現在では教員がカバーしなければならんということが出て來ておる。それをますます歪んだ形でどこまでもその基本線で押し進めるために強力な見積りをしなければならんということが分らないと言つておる。
さような関係上、中杉山通りの学区内に教育法の命ずるところによつて校舎を新築しなければ、新制中学校の意味がない現況であります。特に寄附者の伊澤氏の孫に当る平勝という人が、ただいま新制中学の後援会長となつております。おそらく同君にとつては感概無量な土地であろうと思いますから、このことも文部当局におかれては大学総長と御懇談を賜わりまして、御善処あらんことをお願い申し上げたい。
一方神戸市側におきましては、学校管理者として、民事訴訟法上の手続によつて、校舎明渡し仮処分命令を裁判所より受け、前記四校の明渡し仮処分を執行いたしましたけれども、これまた多数の朝鮮人の学校占拠のために執行不能に終つたのでございます。
とにかく取敢ず現實的な問題として、今六・三によつて校舎が建てられないということが一番大きな現實的な問題であるから、これについて本委員會としてはこの請願の趣旨を十分採り上げて、そうしてここで速急にこれが實現を見るように努力すべきであるという意見が非常に多かつたのであります。この中で一、二の委員から、全額負擔ということは民主的ではない。